誤用訂正って!?
みなさん こんにちは。
日本東京国際学院 日本語教師養成講座です。
先日の養成講座で、受講生の方からこんな質問がありました。
「誤用訂正って、実際にはどのようにすればいいのでしょうか?」
日本語教師であれば誰もが経験する「誤用訂正」。
一見シンプルなようで、実はとても奥が深いテーマです。
「違います。」
「ダメです。」
このような言葉は、間違いを伝えるには分かりやすい表現です。
しかし、学習者によっては「否定された」「もう発言したくない」と感じてしまうこともあります。
特に、日本語を勉強し始めたばかりの学習者にとっては、勇気を出して話した一言かもしれません。
では、どのように伝えればよいのでしょうか。
講座では、「もう一度言ってみましょう。」「惜しいですね。」「こちらはどうでしょう?」など、学習者自身が気づけるような声掛けの方法や、すぐに正解を伝えるのではなく、ヒントを出しながら考えてもらう方法など、さまざまなアイデアが挙がりました。
また、「誤用訂正は、その場だけのテクニックではない」という意見もありました。
そもそも、学習者が安心して発言できる教室でなければ、間違えることを恐れて話せなくなってしまいます。
だからこそ、普段から「間違えても大丈夫」「一緒に考えていこう」という雰囲気づくりが大切なのではないか、という話にもつながりました。
日本語教育では、「間違えること」は決して悪いことではありません。
むしろ、間違えるからこそ新しい表現を覚え、少しずつ自分の言葉として使えるようになっていきます。
教師の役割は、間違いを減らすことだけではなく、学習者が安心して挑戦できる環境をつくること。
そのためには、どんな言葉を選び、どんな表情で、どんなタイミングで声を掛けるのかまで考える必要があります。
今回の質問をきっかけに、受講生の皆さんと改めて感じたのは、日本語教師に求められるのは「教える技術」だけではないということです。
学習者に寄り添い、挑戦する気持ちを後押しする姿勢もまた、大切な教師の力なのだと実感しました。
JTISではこれからも、「どう教えるか」だけでなく、「どうすれば学習者が安心して学べるか」を受講生の皆さんと一緒に考えながら、日本語教師としての力を磨いていきたいと思います。
写真はJICAの研修生が高校生の部活動に参加した様子です^^
とても様になっていてカッコいいですね☆

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