日本語教師が国家資格に
2024年4月1日に国家資格となりました。
「日本語教育の質の維持向上の仕組みについて」文化庁
検討案における国家資格化の後の制度によると資格取得にはAかBのルートになります。今まで日本語教師になるためには以下の3つのルートがありました。
①日本語教育能力検定試験に合格
②大学(大学院)で日本語教育課程を修了
③文化庁届出受理の420時間以上の研修を修了(かつ学士(4年生大学卒)の学位が必要)
国家資格は試験のみというルートがなく、必ず教育実習が必要となっています。実際、日本語教育機関で働く現役日本語教師の中でも試験のみの合格という方は少なく、③のような養成講座を修了して日本語教師になる方が6割以上です。検定試験の合格率が30%という理由もありますが、現場では即戦力となる人材を求めているからだと考えます。
日本東京国際学院日本語教師養成講座420時間総合コース(届出受理番号:H30011531023)は、「登録日本語教員」の資格取得にかかわる経過措置における「必須の教育内容50項目」に対応した日本語教員養成課程です。当学院の理論科目212時間、実習科目208時間を修了した方は基礎試験と実践研修が「免除」され、応用試験のみの合格で国家資格を取得できます。(学士必要)
※参考資料「日本語教育関係 参考データ集」令和6年3月文化庁国語課