テスト!
みなさん こんにちは。
日本東京国際学院 日本語教師養成講座です。
蒸し暑すぎてなかなか熟睡できない日々を過ごしている今日この頃ではありますが、みなさん体調等いかがでしょうか。
今日は、月曜日に行われた「言語教育実践」の授業の様子についてお伝えしようと思います^^
今週の「言語教育実践」では、学習者の誤用をもとに、受講生自らが授受表現(あげる、もらう、くれる)の理解度を測るテストを作成する活動を実施しました。
今回の活動では、受講生同士がグループになり、それぞれ実際の学習者の誤用例を確認しながら、助詞の使い方や、あげる・もらう・くれるの使い分けに対する穴埋め問題など、様々な工夫を凝らして問題作成に取り組みました。
例えば、「私は田中さんに本を( )ました」や、「田中さんが私にプレゼントを( )ました」といった文で、正しい語を選ぶ問題などが作成されました。
しかし、いざグループで作った問題を互いに解いてみると、一つの空欄に「あげる」「くれる」両方が文脈次第で正解になってしまうケースや、助詞の選択肢が複数考えられる場合がありました。
テスト問題を作る過程で、問題文の「主語」「客体」「文脈」が十分に限定されていないと、学習者が混乱しやすいこと、また日本語母語話者であっても説明に困る場合があることがわかったのではないかなと思います。
この活動を通じて「間違いを見つける」だけでなく、「どんな条件や文脈なら正解が一つに絞られるのか」を考えることで、より深く授受表現の意味や用法を捉える経験となったと思います^^
私としても、学習者がよく間違えやすいポイントや、誤用が生まれる根本的な理由を再認識する良い機会になりました☆
来週から初級指導もいよいよ始まります!
またコラムにて、お伝えしていくのでお楽しみに^^
それでは、素敵な週末をお過ごしください★
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