10月期が始まりました!
昨日10月12日(木)10月期生のスタート日でした。今期もたくさんの方にお申込みいただきありがとうございます。恒例の泉先生の日本語教育概論から始まり、お互いに自己紹介をして終わりました。
さて誰もが気になっている国家資格について、いよいよ2024年4月から始まります。まだ決まっていないことも多いのですが、少しずつ進んでいっています。試行試験が今年12月に開催され本試験の方針や詳細の参考にされます。試験は基礎試験と応用試験があり、合格基準の検証がされる予定です。合格基準について、基礎試験は5区分の各区分において7割程度の得点かつ総合得点8割程度の得点があること、応用試験は総合得点で6割程度の得点があることとなっています。来年度の試験はこの結果をもとに決まるようなので来年以降のお知らせになると思います。また詳細が出たらこちらのコラムにて掲載します!
文化庁:令和5年度日本語教員試験試行試験実施概要(案)
また養成講座の内容も変わる予定です。新法案では理論科目は375単位時間となり、理論の時間が大幅に増えます。今までは養成講座を修了しかつ学士以上があれば日本語教師の資格となり、法務省告示の日本語教育機関で働くことができました。国家資格が施行されると「登録日本語教員」になるには基礎試験・応用試験・実践研修が必須となります。その中から認定を受けた養成機関において420単位時間以上の養成講座を修了すると、基礎試験と実践研修が免除となります。養成機関の認定についてはまだ始まっていないのですが、現在ある養成機関のほとんどが認定を受けることでしょう。現役の日本語教師においても日本語教育能力検定試験合格者以外は最低でも応用試験を受けなければなりません。この日本語教育能力検定試験が来年度以降どのような扱いになるのかも未定ですが、基礎試験・応用試験に備えた対策講座を実施する機関も出てくるかもしれません。
文化庁:登録実践研修機関・登録日本語教員養成機関の審査における審議会の確認事項(案)
当学院では国家資格に関するご相談を受け付けております。養成講座を受けるならいつのタイミングがいいの?自分に合った資格取得の方法は?子育てをしながらの資格取得ってできる?などなど、当学院には10代から60代以上の方も受講していますので、ぜひ一度ご相談ください。お問い合わせは右下のチャットボットからどうぞ。